ケアンズを訪れた観光客の多くがまず驚くのが、「裸足で歩く人の多さ」。ショッピングセンター、バス停、公園、時にはスーパーの中まで……靴を履かずに過ごす人々の姿が、ここケアンズでは珍しくありません。
この記事では、なぜケアンズでは裸足が当たり前なのか、その文化的背景やメリット・デメリット、旅行者として気をつけるべき点などを詳しくご紹介します。
街中にあふれる“裸足の人たち”
ケアンズでは、地元の人たちが裸足で外出する姿を頻繁に見かけます。特に若い世代やアボリジニ系の人々、ビーチカルチャーに馴染んだローカルたちに多い傾向です。
スーパーマーケットやショッピングセンターに裸足で入っても、誰も注意しない。一見すると驚くかもしれませんが、これは「自由」や「自然との一体感」を大切にするオーストラリアの文化とも深く関係しています。
なぜ裸足で過ごすのか?5つの理由
気候が温暖で地面が熱くない
ケアンズは年間を通じて温暖な熱帯気候です。冬でも平均気温は20℃以上あり、寒さによる靴の必要性があまり感じられません。さらに、街中は芝生やビーチ、滑らかな床が多く、裸足でも不快感が少ない環境が整っています。
ビーチカルチャーの影響
ケアンズはリゾート地であり、多くの人がビーチに近い生活を送っています。「ビーチ=裸足」が自然な流れとなっており、そこからそのままショッピングや友人宅へ向かうこともしばしばです。
子どもの教育方針
オーストラリアの多くの学校では、「裸足で遊ぶことは大切な感覚刺激」として肯定的に捉えられています。実際、学校のグラウンドや公園で裸足の子どもをよく見かけます。
経済的・文化的背景
アボリジニ文化や地方出身者の間では、「靴は必要なときにだけ履くもの」という感覚が強く、日常的に靴を履かないこともあります。シンプルな生活スタイルを好む人々の間では、靴を履かないことが“当たり前”になっているのです。
解放感・健康志向
最近では、「裸足健康法(barefoot walking)」という考え方も注目されています。足裏からの刺激が神経や姿勢に良い影響を与えるという説もあり、それを実践する人も少なくありません。
旅行者が裸足になるのはOK?
旅行者が「地元の人が裸足だから、自分も裸足で歩いてみたい」と思うのも自然なことですが、いくつか注意点があります。
施設によっては禁止されている場合も
たとえば、飲食店や一部の商業施設では“Footwear Required”と表示されていることがあります。これは衛生上の理由や安全対策のためで、裸足では入店できない場合もあります。
怪我や衛生面のリスク
日本と異なり、ケアンズの道端には小石やガラス片、動物の糞なども落ちている場合があります。地元の人は裸足に慣れていますが、観光客にとっては危険が伴うことも。慣れていない場合は無理に裸足になるのは控えましょう。
公共交通機関でのマナー
バスなどの公共交通機関では靴を履いている方が無難です。地元民でも靴を履いている人の方が多数派で、特に夕方以降は靴を履く人が多くなります。
オーストラリアと日本の感覚の違い
日本では「外では必ず靴を履く」という文化が根付いており、裸足で街を歩くことに抵抗を感じる人が多いでしょう。しかし、オーストラリアでは「どこまで自由に振る舞えるか」が大切にされており、自分が心地よく過ごせるならば多少の違いは気にしないという精神があります。
これは、「公共の場でも自分らしく生きる」というオーストラリアの価値観を象徴しているとも言えます。
観光客も感じられる、素足ならではの楽しさ
例えばビーチからそのまま芝生のエスプラネード通りを歩いたり、熱帯の雨に打たれてそのままサンダルを脱いだり。そんな“足の裏から自然を感じる体験”は、ケアンズだからこそできる特別な思い出になるかもしれません。
まとめ:ケアンズの裸足文化は「自由」の象徴
ケアンズで裸足の人が多いのは、単なるスタイルではなく、「自然体で過ごす」「自由であることを大切にする」文化の表れです。
観光で訪れたあなたも、靴を脱いで芝生に寝転がったり、砂浜を歩いたりして、ぜひケアンズの素足文化を体感してみてください。ただし、無理をせず、安全とマナーを守ることが大前提です。
旅先でのちょっとした発見が、あなたの旅をもっと深く、豊かにしてくれるはずです。
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出典・参考
- Australian Broadcasting Corporation (ABC): “Why Australians love to go barefoot”
- Queensland Government Health: “Foot health in hot climates”
- ケアンズ観光局公式HP: https://www.tropicalnorthqueensland.org.au/



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